私が大学を中退、通信制に編入してまで海外インターンを続けた理由

[:ja]尾崎[:][:en]Lisa[:] [:ja]里紗[:][:en]Ozaki[:]

by 尾崎 里紗

はじめまして。

カンボジアでアロマ製品の製造・販売をしている会社でインターンをしていた尾崎 里紗です。3年生の後期から大学を休学してその年の12月からインターンを始めて、春に1度日本に帰ったんですけど、そこで大学退学の手続きと通信制への編入手続きをしてカンボジアに戻り、結局翌年の6月までインターンを続けました。なので、トータルでは約1年半カンボジアでインターンをしていました。専攻は元々国際協力だったのですが、編入するときに小学校課程の教育に変えています。

海外インターンで担っていた役割

海外インターンの期間は合計3回延長しているんですけど、都度役割は変わっていて全体を通しての役割は会社の売上を上げることでした。
最初の2ヶ月は直営店の商品、飲食物の売上を上げるという細かい目標があって、その次は店長をサポートするというお仕事をしていました。意思決定者ではないのでいかに店長にやってもらうかという役割でした。最終的には直営店以外の売上を上げることを担っていました。

海外インターンに参加した理由

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海外インターンに参加したのは、大学に入った目的を2年生で果たしてしまって、このままだらだらと通い続けるのは意味があるんだろうかともやもやしていたのがきっかけです。
大学に入った目的は3つあって、国際協力と副専攻で採っていた日本語教育学を勉強したかったのがひとつ。2つ目がNGOやNPOについて知ること、最後のひとつが途上国に行ってみたい、ということでした。

2年生の春休みに大学のプログラムでバングラデシュに海外研修に行ったんですが、そのときに衝撃を受けて。
日本だとNPOとかNGOって”ボランティア精神”っていうイメージがあると思うんですけど、バングラデシュで訪問したNGOはお金を生むことをやっていて、ビジネスをしちゃだめっていうわけではないんだと、新しいカタチのNGOを知りました。

バングラデシュから帰ってきてから日本のNGOでインターンをしていたんですけど、その団体の代表はすごく大好きな方で、良い活動をしているんですけど、支援金がなかったりお金に余裕がないという現状を見て、その違いにもやもやしていて……。
大学に入った3つの目的も果たしてしまったので、このままだらだらと通い続けるのは良くないと思って今後どうするかを考えるために3年生の後期を休学しました。

そんなときに、前にテレビで見てから気になっていたクルクメールのスタディーツアーがあることを知ってカンボジアへ行きました。それが3年生の夏休みです。
スタディーツアー中に「年末年始忙しくて人が足りないんだよねー」というお話を代表の方がされていて、「じゃあ来ても良いですかー」と言って海外インターンに参加することになりました。
クルクメールは「支援じゃない国際協力」「地域に根づいたビジネス」をしていて、それを中に入って見てみたいと思ったのと、最初はインターンは2ヶ月の予定でちょうど良いかなと思って海外インターンをすることに決めました。

中退して通信制に編入してまで続けた海外インターン

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カンボジアでインターンを始めたのが3年生の12月で、年末年始の2ヶ月だけの予定だったんですけど、大学を中退して通信制に切り替えて翌々年の6月までインターンを続けました。
大学はすごく楽しかったんですけど、そのまま大学に通い続けて得られることと、大学を中退して授業に縛られない環境で得られることを比較して、中退して通信制に編入することを決めました。
カンボジアでインターンをしていて、「今このタイミング、ここでしかできないことがある」と思ったんです。

海外インターンをするか悩んでいる人に向けて

何度かもう日本に帰りたいなと思うこともありましたが、通信制に編入してインターンを続けて良かったと思っています。
1年半海外に住んで働いた経験は自信になりましたし、尊敬できる人にも出会うことができたので!
海外インターンに興味があるなら、考えてワクワクするなら、行っておくべき!新境地でしか出会えない人・モノに囲まれて、『自分』を確立するいいチャンス。私は、このインターン期間が宝物になりました。

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