こんにちは、山下寛俊(ひろとし)です。大学4年時に休学してカンボジアのシェムリアップでインターンをしていました。現地ではHUBという会社で化粧品事業の立ち上げを行っていました。
この体験談では、大学を卒業して社会人になることへの不安を感じていた自分とカンボジアインターンに参加した理由について書きたいと思います。
大学3年生にもなると嫌でも周りが就活ムードになってきます。また、頻繁に「インターン」や「成長」という単語を耳にするようになります。環境が変わっていく中で、自分がこのまま卒業して社会人として働いていくことに恐れを感じるようになってきました。というのも飲食店のバイトくらいしかやったことない学生が社会に出てやっていけるのだろうか?と思ったからです。
そのためインターンをして多少なりとも社会というものを経験する必要があると考え出しました。これが私のインターンのキッカケです。
私にとって大学を休学して海外で、しかも長期でインターンをするというのは中々勇気のいる決断でした。その上場所は発展途上国のカンボジア。言語や食などの不安要素もあります。
しかし逆に考えると異文化に触れることのできる絶好のチャンス。更にグローバル化しているこの世の中で将来いつ自分が海外で働くことになるかわからない。苦しいことがあってもここでの経験が自分の糧となるはずだ。迷うくらいなら進もう!と考え、カンボジアでのインターンシップに参加することを決めました。
カンボジア人たちはとても陽気でいい人が多いです。ただ陽気すぎるのか困ったこともありました。それはカンボジア人のボランティアを雇って作業していた時のことです。まず、約束の時間を全く守らない。ようやくボランティアが集まっても指示した仕事をサボってダラけてしまいます。
そのような時はただ指示するのではなく、自分も同じ仕事を率先してやることが必要と気づかされました。
これって実は大した気づきではありません笑。そこら辺のビジネス書にも書いてあります。それでも実際に体験したことで得た気づきは、自分の中に深く刻まれ困難に立ち向かう武器になると確信しています。
このように異なる文化の人と協働するのは大変な時もありますが、その困難を通して自分自身がどのように変わっていけば乗り越えられるか教えられました。海外という非日常の空間だからこそ、その気づきや教えは身につくものだと考えています。
大小の違いはあれど、誰しもが将来に不安を感じていると思います。ただ、行動しなければその不安は払拭できない。不安があるなら、逆にそれをチャンスだと思って一歩踏み出してみてください。不安がありながらも前に進むことで新しい気づきを得ることができるはずです。
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