ぼくがカンボジアの海外インターンで得た3つの気づき

[:ja]瓜生原[:][:en]Takumi[:] [:ja]琢実[:][:en]Uriuhara[:]

by 瓜生原 琢実

ごあいさつ

こんにちは、瓜生原です。ぼくは大学院1年生のとき、大学を休学して、カンボジアの「かものはしプロジェクト」という日系NGOでインターンをしていました。今日は半年間の海外インターンでぼくが得た3つの気づきをお話します。

①シャワーが無くても生きていける

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インターン期間中は、インターン先のオフィスの上の階で寝泊まりしていました。クーラーなし、水が出るのは日中だけというTHE・途上国という生活環境です。
朝や夜など、シャワーを浴びたい時間に水が出ないので、大きな業務用のゴミ箱に就業時間中に水を貯めておいて、それを桶ですくって身体を洗っていました。
洗濯用の水も、その水でまかなうので、タイミングが悪いと微々たる水量で身体を洗わなければならないこともありました(笑)。
日本でのクーラー、温水シャワー、湯船という生活からはかけ離れていましたが、全然ストレスに感じませんでした。

「なんだ、シャワーなしでもいけるやん」と。

日本では、クーラーもシャワーも必要なものだと思っていたけれど、それらは暮らしを便利にするためのオプションで、実はそこまで重要なものではなかったんだと気づいて、すごく身軽になりました。
クーラーなくても、シャワーが出なくても不便に感じなかった。この経験があるからいろいろことにチャレンジできるようになりました。

②「当たり前」だという思い込みは壁になる

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よく聞かれるのは、海外インターンで苦労したこと。いろいろありますが、まず一番に思い浮かぶのは「コミュニケーション」です。

海外へ飛び出したぼくですが、実は英語は大の苦手。大学受験も、英語の配点が少ない科目で入学できる大学を選ぶくらいだったので、言語的なコミュニケーションでも苦労はしたのですがそれよりも、自分の中にある「当たり前」が原因で、同僚とのコミュニケーションにおいて衝突を起こしていました。

ぼくは、締め切りは守るのが「当たり前」、仕事は頑張って成果を出すのが「当たり前」と思っていました。そして、同僚に締め切りを守ってもらえないときには苛立ち、何度も口論をしました。

これでは、にっちもさっちもいかない……。なんとか現状を打開したいと思い、なぜかものはしプロジェクトで働いているのか、これからどういう道を歩んでいきたいのか、お互いのことを話す機会を作りました。

きちんと相手と向き合うことで、彼らが仕事を通じて得たいのは、自分の夢の実現以上に、家族と過ごす時間を大事にしているということを知ることができました。

同僚とぼくとでは仕事の優先順位、価値観の違いがあることを知り、ぼくが「当たり前」だと思っていたことが、壁になっていたと気づくことができました。

この「当たり前」という壁に気づいてからは、相手の考えていることを真っ向から否定せず、まずは理解しようと意識するようになりました。それからは衝突することも少なくなり、コミュニケーションも円滑になっていきました。

③自分のものさしを一旦捨てる

衝突を繰り返していたときは「なんで期限守らないの?」「なんで昨日言ったことができていないの?」と、よく同僚を責めていました。

しかし、責めてばかりでも物事は進まない。どうすれば良いのかを探ると、原因の多くは同僚のスキルや知識不足ではなく、ぼくの伝え方や課題の提供の仕方にあるということに気づきました。
海外インターンでの経験が、自分のものさしを一旦捨てることの重要性を身体に刻んでくれました。

日本で仕事をするだけでは、いちいち言わなくても通じることが多いものです。けれど海外インターンであれば、お互いの「当たり前」の違いに、正面から向き合わなければなりません。辛いしイライラするし、大変なことも多いけれど、それ以上に相手の立場に立って物事を考えることができるようになる、というメリットもあります。
日本から飛び出すことで、文化や環境の違う人たちと働くおもしろさを知ることができ、同時に自分自身の欠点に気づくこともできる。自分の殻を破る大きなチャンスが、海外インターンにはごろごろ転がっているのです。

(編集:立花実咲

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