海外インターン前に私が抱えていた3つの不安

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by 宮川 友希

自己紹介

みやがわゆき、今年で23歳、大学4年生です。
大学3年次を休学して、かものはしプロジェクトのカンボジア事務所で2013年4〜12月の9ヶ月間インターンシップをしていました。

海外インターンでの役割

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私がインターンをしたのは「かものはしプロジェクト」というNPO団体です。子どもが売られない世界を目指し、カンボジア事業では、いぐさ製品の製造・販売を通じて貧困家庭の女性に雇用を創出しています。
その中で、私は新しくオープンするお店の立ち上げ、店長役を担っていました。

海外インターン前に抱えていた3つの不安

もともと休学することは決めていました。なぜなら、国公立の大学は休学費用は無料で、一年自分の好きなことができる時間を持てるなんて、利用しない手はないなと思ったからです。しかし、単に語学留学で1年を使うのはもったいないと思い、興味のあった途上国のビジネスに関わることのできるようなインターンをすると決めました。
その中でも、かものはしプロジェクトでのインターンにした理由は2点あります。1点目は、事業の現地化を目標に活動を行っている点です。2点目は、ビジネスを通して現状を変えようと活動している点です。単なる慈善事業ではなく、活動の持続性を感じました。
 
渡航前に「新しいお店の店長役」という役割は決まっていたのですが、それに伴って不安もたくさんありました。その中でも、①言葉、②美術センスが壊滅的、③販売未経験という3点が特に不安でした。

①言葉に関しては、全く英語を話せずに渡航しました。私はTOEICすら受けたことがなく、渡航前に少しだけスカイプ英会話を受講していた程度でした。

②の美術センスに関して言うと、私、創造力が全くないんです(笑)。お手本を真似することは得意なのですが、ゼロから何かを作り出すことがものすごく苦手です。美術の成績も、5段階評価中、2というありさまでした。

③飲食店のアルバイトで接客経験はありましたが、販売経験はゼロ。自身が買い物をする際に接客を受けるのが嫌いということもあり、私に販売ができるのか?と不安でした。

カンボジア渡航後に感じた、全ては自分次第ということ

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そんな不安をたくさん抱えたままカンボジアへ渡航しました。インターンを終えて思うのは、本当に単純でありきたりだけれど、やってよかった、ということです。

渡航前に感じていた3つの不安ポイントの中で、③の販売未経験、という点に関しては、全く不安になる必要がありませんでした。というのも、インターンの先輩が人を巻き込むプロだったからです。

忘れもしないインターン初日。事務所に行くと、「こんにちはー!」と笑顔で話しかけてくださり、「大丈夫だ」とすごく安心しました。

途中、彼女と、お店に立つ日が続きましたが、その中で「お客様にはこういう風に話しかければいいのか」「こんな風に商品の説明をしたらいいんだ!」と、自然に楽しみながら学ぶことができました。もちろん、楽しいばかりではなく、短い時間の中でお客様に納得感を持って買っていただくにはどうしたらいいのか、難しいと思う場面もたくさんありましたが。

②の美術センスに関してはどうすることもできませんでしたが、センスがないからできない、という考えが改まりました。基本的なディスプレイの勉強をしたり、お店の内装を現地で働いていらっしゃる日本人の方に見ていただいたりしていました。今でもそうですが、私は「センス」も大事だけど、基本的なことは「知識」として押さえることが大事ではないかと思います。たとえば、商品を並べるとき、左から右に薄い(明るい)色から濃い(暗い)色に配置するなどです。これは、センスの有無にかかわらず、知っていればできること。「センスがない、どうしよう」ではなくて、「まずはお手本通り、基本の通りやってみよう」という姿勢が大事だと分かりました。ただ、渡航前にもっと美術館に行ったり、ディスプレイのきれいなお店に行ったりしていればよかったなあという後悔はありましたが。

①の言葉に関しては、ものすごく悔しい思いもしました。「もう話せない!無理!誰とも話したくない!!!」と、思う時期もありました。自分の考えていることをすぐに言葉にできないもどかしさから、瞬間英作文トレーニングという本で、現地では独学で勉強しました。最後まで英語コンプレックスはあったのですが、言葉がすべてじゃない、とも思うようになりました。長く一緒に仕事をしていると、なんとなく相手のいわんとすることがわかったり、その人の話し方の癖がわかったりします。英語ができないから話すのを諦めるのではなく、お互いに理解しようとする姿勢が大切だなと思います。

海外インターンをするか検討する人へのメッセージ

上の段落を見ると、ものすごく充実していて、良い話に見えますが、もちろん楽しいばかりではなかったです。これでもかというぐらい悔しい思いもいしましたし、自分の無力さに嫌気がさすことも何回もありました。それでもインターンをしてよかった、と思えるのはいっしょにがんばってきたチームのみんなが好きだったから、そして「かものはしプロジェクト」が好きだったからだと思います。

もし、海外インターンをしようか迷っているならば、自分の目指していることと、インターン先の目指しているゴールが重なるかどうか、そしてそこで働いている人を好きになれるかどうか。その二つを冷静に見極めるのが良いかと思います。そこをクリアしていて、もし迷っているという方がいれば、ぜひやってみるべき!だと思います。
何か新しいことを始める際は、心配や不安は尽きません。しかし、そういったことは現地に行ってみれば、やり始めれば、意外とあっさり解決方法が見つかるものだ、と思います。結局は自分次第です。自分に正直に、わくわく感に従って行動してみれば、絶対に後悔することはないと思います。

(編集:立花実咲

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